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あなたはそこにいますか?<殴
この頃、たまにぼーっと眺めるだけになってしまったのだけど、私は一応一応?(悩)ついったーのアカウントを持っていたりして、TLもできていたりする(しみじみ)
で、そこは当然ながら(?)「009」で知り合った方々で構成されている。(しみじみじみ)

が、どういう仕組みだかよくわからないものの、「009」とはあまり関係なさそうな話題や、全く知らない人のツイートでTLはいっぱいなのだった!そしていつも追い切れないのだった!(踊)<踊るな(嘆)

そんなわけで、「009」の情報もさることながら、最近はやりの(?)アニメ情報などにも触れることができたりして。
でもって、面白そうだなーと思ったのを見てみたりして。

ってことで、春の初めに、もー最終回なんですけど?(汗)という感じだった「蒼穹のファフナー」をなんだか一生懸命見たのだった!(踊)祐○さんありがとうございますです〜(しみじみ)

久しぶりに一生懸命見てしまったのは、たぶん、主人公たちの世界が微妙に学校っぽかった(倒)先生がいて先輩がいて後輩がいて保護者がいて部活(え)があって進路指導(えええええ)とかもあって(遠い目)<ちょっと待て(汗)からなんだろうと思うのだけど、理由はともあれ、一生懸命見てしまうと、どーしても「009」とどこか重ねてしまう癖が、この年になっても抜けてない……ということに、何しろ久しぶりだったので久しぶりに気付いて微妙に落ち込むのだった(涙)

どこが「009」に似ているかというと、たぶん大して似ていない(倒)
が、主人公たちが本当に「ただの平和」を守るため「人類の敵」と戦っている……うちに、なんだか人類そのものも敵になっちゃったりしていて、結局「超戦士」<待て(汗)になっちゃったりするところとかがちょっと(悩)結構似てるかも(汗)<殴

あと、アレだ、主人公がマザコン<殴それはどうでもいい(嘆)
とりあえず、ざーっと並べるとキャラクターはこんな感じ。

一騎くん:009
皆城兄妹:001
来主くん;002
真矢ちゃん:003
甲洋くん:004
芹ちゃん:005
西尾のおばあちゃん:006
溝口さん:007
近藤くん:008
史彦さん:ギルモア博士

これに加え、カノンちゃんが、ヘレナさんとかヘレンさんとかタマラさまとかそーゆー感じの女性をまとめてくれちゃってるのもスゴイところ(しみじみ)
二人で一人だったり性別が変わっちゃったりするのが苦しいといえば苦しいけど、でもとにかく席がある、ということが珍しい。

「009」はとにかくキャラクターが多い。これについては石ノ森さんも言及していたと思う。ゴレンジャーが5人なのは、やっぱり9人はキツいもんなーという反省(?)かららしいし。

難しいのは数だけではなく、それぞれのキャラクターがそれぞれかなり違うテイストの特性をもっているのに、それを一つの作品に入れ込まねばならないことで。
フツーの作品だと、必ずその作品のカラーなりテーマなりからはみ出てしまうキャラクターが出てくるのだった。

「ファフナー」の場合、かなり急ぎ足で乱暴ではあるけれど、とにかく世界のすべてを描こうとする姿勢があって、それで結局は9人すべてに居場所を与えることのできる作品になっているのかなーと思う。
どんなモノを見ても、とりあえずは「009」と重ねてしまう癖(涙)を持つ私であるのだけど、その一方で、このように9人分の席がきっかりそろう、ということは滅多にないのだった。

で、そう考えてみると。
私が、何がよいのかよくわからないけど気づいたら一生懸命見ていた(悩)というようなアニメや漫画は、結構9人(とギルモア博士)の席がそろってたりするのかもしれないのだった(倒)

最近だと「銀魂」とか。
これは、キャラクターが多いから9人分ぐらいよゆー!という気もするけど、案外、009がどこに入るかが難しいのだった(しみじみ)

まず、どうも銀時さんの感じではなくて(悩)
そうすると、新八くんかなーということになるけれど、たしかにメガネと前髪のそれぞれの存在感がかぶる(え)ところは捨てがたいものの、しまむらに突っ込みはできないだろーという致命的な問題が(悩)<?

だったらむしろ沖田君かも!最年少で最強♪
言葉がまったく通じていないのに異様な濃度の相互理解がいつの間にかできている、という点では、お嬢さん=神楽ちゃん、というパートナー(?)もできそうだし(悩)わけわからないから(しみじみ)

そんなわけで、これも並べてみると、

虚さん:001
高杉さん:002
神楽ちゃん:003
銀時さん:004
エリザベス:005
坂本さん:006
服部さん:007
桂さん:008
沖田君:009
平賀源外さん:ギルモア博士
ってことは、当然ですが神威くんはジャン兄さんです(倒)

で、こうしてみると、001もかなり難しいのだった(しみじみ)
こういうなんというか、ジョーカーのようなキャラクターで、しかも赤ん坊という条件(?)まで満たしているのはやっぱり「ファフナー」だけなんじゃないかと思うのだった(遠い目)あのラストはホントにびびりました(しみじみ)

そういえは……と、さらに記憶をたどると(汗)、ずーーっと昔になるけれど、「セーラームーン」でもできるかも<ちょっと(汗)と思ったりしたこともあった(しみじみじみ)

もちろん、しまむらは、主人公だからセーラームーン(嘆)
共通点はどっちも主人公、ってだけだけど(悩)。
そもそも、それだけが特徴、って感じのキャラクターだし(悩)<待て(汗)

……そんなわけで、その他は、

サターン:001
マーズ:002
ヴィーナス:003
ジュピター:004
プルート:005
ネプチューン:006
ウラヌス:007
マーキュリー:008
さすがにギルモア博士は難しいです(悩)

ウラヌス&ネプチューンはペアってことで、そうなると6と7で、そうなると6のほうがみちるさんだよなーと(悩)なんで(汗)

ヴィーナスは初期の頃、プリンセスの影武者とかやっていて、ってことは二人にはそれだけなんというか、似たところがあったんだろーなーという感じで9と一番似てそうなのは3だから、それでいいか、と(悩)

……と、いうように(?)
なんだかわけわからないトコロまで脱線(涙)してしまったけれど、要するに長生きしていると、いつの間にか無茶なこともやっていたりするんだなーと(汗)思ったりするのだった(しみじみ)他人事みたいにゆーな!(汗)

が、そうはいっても、こういうのは、ちょっとあてはまるかも♪ってぐらいのことであって、話の内容までかぶる、ということではなかった。
ところが、「ファフナー」は前述したようにそこも微妙に重なるところがあって、ホントに珍しいなーと思うのだった(しみじみ)

「ファフナー」では、主人公サイドが敵であるフェストゥムと完全に対立するのではなく、むしろ融和することによって戦う。
「009」の場合、フェストゥムに相当するのが「機械」であり、それは「文明」と言い換えてもよい。手塚治虫風にいうなら「心を忘れた科学」というか(しみじみ)

で、彼らは結局のところ、「人間」として「平和」に暮らしたいのだ。
人間としてありたいから、だから戦う。戦うために機械と同化していく。そういう矛盾をはらみつつ戦い続ける彼らは、やがて人間とは何か、という問題に直面するのだった。

フェストゥムも文明も、すさまじい力で人間を飲み込む。
ソレに抗うすべなどないように思える。

が、人間には肉体があり、命があり、死がある。
幸か不幸か人間の命が有限であることはあまりにも自明で、それゆえ、戦いの半ばで一人の人間が倒れようと、それは決してすべての終わりではなく、したがって戦いを続けることは可能なのだった。

「ファフナー」では、最終的に、宇宙から舞い降りた強大な力が、それといずれ対峙しなければならない宿命を主人公たち(というか人類)につきつけ、同時に彼らに無制限の猶予を与えた。
その代償として、主人公たちは故郷を失い、流浪の身となる。
これも、「009」と似ている。

009たちには実体としての「竜宮島」はない。
が、それぞれの過去に人間として平和に生きた故郷があり、それらは二度と戻れない場所として、しかしいつかは還る場所として彼らの心に封印されている。
どんな形であるにせよ、そこに帰り再び人間として平和に……というのはつまり、恐ろしく平凡な生を生きるため、彼らは戦う。

この海の彼方に、世界と故郷がある。
ギルモア研究所の断崖で、009たちもたぶんそう思っていた。

しかし、そのための最後の戦いは、禁断の戦いでもあるのかもしれない。
「完結編」がそれを語っているような気がする。

009たちは「敵」が現れない限り、戦うことができなかった。
それはアルヴィスの人たちも同じだろう。
そして、何が「敵」となって立ち現れるのか。

本当に最後に対峙しなければならないのはもちろん封印された力「アルタイル」で、そのとき彼らがすべきことは単純だし、それほど困難でもないはずだ。
完結編ラストの009と003、そして001がこともなげに自然に……むしろ幸せそうにそれをなしたように。

だから、問題はそこにたどり着くまでの道なのだった。相当過酷でありえない戦いが展開するに違いない(嘆)

そう思うと、「ファフナー」も「続編」は見たいけれど、「完結編」はあまり見たくないなー(疲)と思ってしまうのだった(しみじみじみ)