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しまむら映画(2016年) その10 男の子女の子<?

映画が終わってしばらくぼーっとしているうちに、いろいろと新しいことが起きていたようなのだった!

まず、ネット配信があって。
これは見るつもりでいたんだけど、おそらくは何か登録とかするところから始めるんだよなというところでなんだかもたもたして、よーするに時間がなくてなんとなく保留している。

そのうち配信終わったりするんだろうか、と思ったりもしつつ、この間、DVDかブルーレイかが販売されるらしいと知り、だったらネット配信はいいかー。年寄りには難しいし(しみじみ)などと考えるのだった。

で!
それを買うと、特典がついているらしい!
そのうちのひとつに!

お嬢さんの抱き枕カバーが!!!!!


…………。


いや、なかなかスゴイ絵なのだった(しみじみ)

たしか、平ゼロのときにもこういうのはあった気がするけど、でもこれわスゴすぎる(汗)
……と、とりあえずどん引き(踊)してから、しみじみ見返すのだった。しみじみ


そっかー。
これが男性向け……(しみじみじみ)


男性向けのお嬢さん本というのを見たことがなかったわけではなかったわけではなかった(もごもご)ので、こんなの初めて見た!ってほどではなかった。
でも、しみじみするのだった。

で、その抱き枕が一番はっきりした意図(踊)が見られる特典だったわけだけど、そう思って見ると(?)他の特典もかなり男の子寄りの様相を呈している。

とりあえず、明らかに男性向けとわかる特典がついているということは、つまり、しまむら映画は男の子が見る映画として作ってます!という明確なメッセージだし、それはもー、なんというか、すごく新しいことだと思うのだった。
思えば、少なくともヨミ以降の009は、女の子たちのモノだというのが、暗黙の了解だったのだろうから。
もちろん、それは、009を「生き返らせた」力がほぼ間違いなくと思うだけなんだけど(汗)女の子たちだったからで、要するにそれがなければヨミ以降の009は存在していない。

そう考えてみると、しまむら映画がわざわざヨミ以前にさかのぼっての回想シーンを入れ、これまでの作品群と別世界を設定したことも。
どうやら監督さんが今度009に関わるなら誕生編をやりたい、と言っていることも、なんとなく納得がいく。
 
ってことは、やっぱりREからの流れは本当の意味での新しい009の流れで、そしてそこは男の子世界だった……のだとしたら、それはこれまでの女性ファン層にすんなり受け入れられるモノではないんだろうなーと思ったり。

自分自身のことについていえば、もう年寄りなので男でも女でもどっちでもいいやーという感覚になってる(たぶん)し、そもそも009についてはなんだかこじれてくさってしまっているので(涙)そういう細かい(え)ことはあまり気にならなくなってもいる(しみじみ)

とはいえ、やっぱり男の子のために作られたお嬢さんが、こんなばーちゃんのトコロに来てもきっと困惑するお嬢さんが(しみじみ)と思うので、ここはちょっと意気地なしだけど、密林特典で手を打っておこーか(悩)などと思っていたりするのだった。


で!
そんな私のところに、その密林から身に覚えのない<嘘をつくな!(汗)荷物が届き、それはなんと、しまむら映画のノベライズだったのだ!!!!(驚)<殴


これもまた、なかなか興味深い、面白い内容だった。
そっかー、そういうことかー、なるほどー!と、やっぱりしみじみするのだった。

しまむら映画は超銀だ!と思っていたけど、もっと正確に言うと、


男性視点の超銀世界


ってことなのかもしれない。

いやー。
超銀を男が見たって面白くないんじゃない?……と確かに、根拠もなく思っていたけど。
それは、超銀世界が面白くなかったというわけではなく、女性が面白いと思うように描かれていたから、というだけのことだったのだ。
とはいえ、もしかすると作った人たちはそんな意識もなく、009を作るとそーなっちゃう(倒)みたいな感じだったのかもしれないけれど。

もちろん、面白いモノというのは、男性にも女性にも面白いモノであるはずなんだろうと思うし、009もそうなんだろう……とは思う。
が、現実として私の知る限りでは、女性ファンが圧倒的に多いというのが009なのだった。
それは、作品として失ってはならない特徴であるのか、それとも乗り越えるべき障壁なのか(悩)

どちらにしても「ねばならない」コトなど何もないはずなのだから、とりあえず新しく作られる009を楽しみに思っていればいいのだろうなーと思うのだった(しみじみ)