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しまむら映画(2016年) その4 ふたりで一人(嘆) |
しまむら映画第2話は、なんというか、すごーーーく「009」だった!!!(踊)
映画になるとなんとなく出番が減ってしまう5678も、決して多くはない出番ながら、これだ!(倒)という言動をかましてくださるし、2は思い切り見せ場があったし(しみじみ)4は地味だったけど、たぶん次にクライマックスがあるんだろうし。
そして、しまむらわ(汗)
しまむらなのだった!!!踏みまくりだーーー!
正確に(?)言うと、しまむら……というよりも、9は3といつもセットでなければならないの法則(倒)ががっちりしていたので、しまむら&お嬢さん、というべきなのかもしれない。
見せ場は、もちろん、予告で盛り上がっていたアレ(しみじみ)
いやまさか弾が戻っていくところだとはさすがに思わなかったですが(しみじみじみ)
この場面でのポイントは5つかなーと思う。
1 しまむらは、アヤシイおじいちゃんの誘いに乗る、というリスクをお嬢さんが負うことを止めない。それは彼女に「009は最後の切り札」と諭されたから。
2 しまむらは入眠中のお嬢さんに誘われ、あっさり(汗)おじいちゃんに身をゆだねる。
3 しまむらはお嬢さんの死を目の当たりにして覚醒する。
4 覚醒しただけでなく「時間を巻き戻す」ことをやっちゃったらしい。
5 お嬢さんはしまむらが戦いを選ぶと、自分もあっさり戦いを選ぶ。
ここからわかるのは、しまむらとお嬢さんは、なんというか、お互いがお互いにものすごく依存しているというか、文字通り「二人で一人」になっているということなのだった。
しまむらは、基本、お嬢さんに逆らえない(踊)
が、問題なのは、一人の女性としてのお嬢さんに逆らえないというのではなく、お嬢さんが示す「正しさ」に逆らえない、ということなのだと思う。彼の心は常にお嬢さんの選択を「正しいもの」として肯定する。
それはお嬢さんを愛している、ということではない。だから踏むわけだ!(怒)
もしそうだったら1のようなことはありえない。
しまむらは常にお嬢さんの声を絶対的に正しい自らの声として聞いているのだった(悩)
それが崩れた例外が、2。
肝心のお嬢さんの心がねじ曲げられてしまった(涙)
ややこしいのは、しまむらが見かけ上はお嬢さんという一人の女性の心に従って動いているように見える、ということで。見える、というのはつまり、しまむら自身にもそう見えている。
これは非常に危ない。お嬢さんが決してズレないから無事にすんでいるわけで、今回のような不意打ちアクシデントにすぐに対処できるはずもない。
しまむらは違和感を感じながらも、これまで長い間従うことに慣れ親しんだ(倒)お嬢さんという一人の女性の声、表情をすぐに否定することはできない。
また、たしかにここでお嬢さんがした、生身に戻るという「選択」は最後に二人が選んだ結論から見れば「正しい」ものではなかったが、一方で、お嬢さんがいつ「本当に」選択を終わらせたのかを同時進行で知るすべはない。振り返って、あれが終わったときだった、あれが結論だったのだと考えるしかないのだ。人生もたぶんそういうもので(遠い目)
この場面についてはお嬢さんは決して正しくないし、その誘いもしまむらが従うことのできるものではなかった。が、お嬢さんが間違い、しかもその間違った道に自分を誘うというようなことは、彼のこれまでの長い(倒)人生の中で皆無だったに違いない。なんというか、それが93(汗)
二人で一人、の二人のうち、一人が誤ったなら、どうしたらよいのか。
どうすることもできない(倒)けれど、一応仮にもしまむらは主人公だし、そもそも最後まで戦うためにわざわざお嬢さんが先陣を切ってくださったのだ。
てめーがどーにかしやがれしまむら(怒)
もちろん、前述のように、お嬢さんの身体から与えられる情報に、しまむらはとっさには逆らえない。でも違和感は感じていたのだ。もう一歩だったのかもしれない。が、それなのに、しまむらはお嬢さんの言葉のままおじいちゃんの手をとってしまう。なぜなら……(悩)
よーするに、しまむらだからだっ!(怒)
つまり、最終的に彼を動かしたのは、お嬢さんでなくなった「フツーの女の子」の「お願い♪」だったのだ!
しまむらは、ほんっとに、ソレにはあっさりとりあえず流されてしまう(嘆)いつもそうだもん!(怒)踏みっ!
もしお嬢さんがお嬢さんのままだったら、しまむらはとまどいはあるにせよ、最終的にはその誤りを容赦なく指摘し、否定するはずなのだった。ホントむかつくコイツ(怒)
そんなわけで、しまむらもなしくずしに入眠する(涙)
そのしまむらをたたき起こすのは、ジェロさんのありがたい言葉ではなく、仲間を思う気持ちでもなく、ただただ、お嬢さんを失う恐怖感(倒)ここはREと同じです(しみじみ)
後でカタリーナさんが「なぜあの時間を巻き戻す力を使わないのか、全力を出そうとしないのか」としまむらに問いただすけれど。
それは、しまむらのやるきスイッチが非常識に堅いからなのですカタリーナさん(涙)
しまむらのやるきスイッチをいれるには、お嬢さんの命を投げ出さなければならないんですよー。ホントにもう(嘆)
最後に、面白いのは5。
結局しまむらはお嬢さんに逆らえないという行動原理(え)で動いているのだけど、それはお嬢さんも同じなのだった!(倒)
あんなに生身になったことを喜んでいたお嬢さんが、しまむらがサイボーグとして生きると正しい選択をした瞬間、あっさり自分もそうする、と決める。
……ってか、決める、というはっきりした描写すらない(汗)
当然のこととして、お嬢さんはしまむらと同じ道を選ぶのだった(しみじみ)
ってことは、お嬢さんもまた、しまむらに逆らえないのだ!(悔涙)
この、蛇が自分のしっぽを追いかけてぐるぐるしてる……みたいな状態なのが、この場面のお嬢さん&しまむらなのだった!やってられるかコノヤロー!(怒)
追記(汗)
2回目の2回目で気づいたのですが(汗)
お嬢さんは先にブレスドおじいちゃんのトコロに行くとき、「何かあってもあなたがいれば大丈夫♪」って言ってました……ってことは、自分が犠牲になる、というよりしまむらならなんとかしてくれるから、心配してないわ♪ってことだったんだーと。
……………。
お嬢さんほんと考え直そうよそろそろ(涙)たしかに助けてはもらったけど痛い思いしたじゃん!いくら時間巻き戻してなかったことになってても、あのときは痛かったはずだよ!!指先ちょっと切ったのと痛みのレベル違うって!(踏みっ!)
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